テロと戦争と為替と
何か起きたらドルを買えは正しいのか?
戦争が起きたらドルを買えとよく言われる。理屈はこうだ。アメリカは世界で最も軍事力がある国と思われている。戦争で倒れる国があってもアメリカはびくともしないわけだ。そして、軍事産業はアメリカに集中している。好景気も期待できるわけだ。
では、戦争時のドルの為替の動きはどうだったのか見ていくことにしよう。
2003年のイラク戦争時には確かにドル高になっている。しかし、1991年の湾岸戦争の際はドル安になっている。
テロの時はどうかと言えばアメリカ同時多発テロ事件時には大暴落している。
「有事の際はドル買い」と言われるものの、実のところ、戦争が起きたからと言ってドル高になるわけではないのである。その時のアメリカの状況やその後のトレンドを確かめてから投資すべきなのは間違いないだろう。